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情報センサーを磨く
ハッフィントン・ポスト紙のニコ・ピトニー記者が、アフマディネジャド大統領再選後のイランの騒乱関連ニュースを不眠不休のタイムラインでウェブ上にアップしている。今では多くの全米ネット局が彼のライブ・ブロギング記事を情報源にしてニュースを流している。バシジ(強硬派民兵組織)による暴力的なデモ弾圧や、ネダという少女が狙撃兵に心臓を打ち抜かれて死んだ事実も、私はニコの記事でいち早く知った。最近はこうしたデータソースのはっきりとした「生素材」な情報に触れることが少ない。それこそぐうたらな自分が頭をもたげてくると、テレビや雑誌で事足りてしまう二流情報だけで日常が埋めつくされていく。でもそれはとても怖いことだし、そもそも自分の生きている現実社会に対してあまりに無責任すぎる。自分なりに情報の選択肢を広げ、そのなかから必要なものを選びとっていく。そして、できることならそこにひとつのロジックを通して、自分のなかで未来につながる仮説を生み出していく。収集→判断→論理化という忍耐強いプロセスを踏むことで、現実に対してパッシヴでない能動体質な自分を作り上げていけるように思う。そんなことをふむふむと勝手にひとり合点し、そうだ私もきちんと情報整理をせねば、とコンピューターの初期化を自分の手で試みてみる。なにぶん人手を借りずに試みるのは初めてのことなため、入念な下調べをしたうえでいざ決行。だが……、やはり私の情報収集はどこか杜撰なところがあるのか、初期化後にいろいろな不備や欠損が生じてくる。ああ、もう。情報収集の戦いにのぞむまえの、武具準備の段階で私はめげている。いやいや、めげずに前に進まねば。
The Huffington Post http://www.huffingtonpost.com/
(June 27, 2009)
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