Archive for March, 2011

Report / カロリン・カールソン「Blue Lady」

Monday, March 28th, 2011
Report / カロリン・カールソン「Blue Lady」

上演時間75分。たったひとりのダンサーがルネ・オーブリーの神秘的な音楽にあわせ、舞台上で5人のレディを踊りわける。あるいはそれは、人生の春夏秋冬の踊りわけだともいえる。現在のダンス業界の一般常識では、フルレングスの作品というと、美術やセットや人海戦術で豪華さを出すのがあたりまえとなっている。だがかつて70年代にパリ・オペラ座バレエ団から「エトワール兼振付家」の名誉職を得たカールソンは、身ひとつで舞台に立ち、一時間以上の舞台を堂々持たせることができた。この偉業の後釜をいったい誰が引き継ぐのか。当時いろいろな情報が噂され、かのシルヴィ・ギエムも依頼を断るという裏事情があったすえに、08年からこの大任を受け継ぐことになったのがフィンランドの男性振付家テロ・サーリネンだ。カールソンの代表作のひとつ「ブルー・レディ」のRevisited(再訪)版を、パリ郊外のThéâtre Cachanにて観劇した。 »

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