【NEWS】芸術公社 設立記念シンポジウム

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NPO法人「芸術公社」が、2015年1月23日、フェスティバル/トーキョーの前ディレクターである相馬千秋さんを代表理事に設立されました。その設立シンポジウムに、私もメンバーのひとりとして登壇しました。芸術公社と名前を聞いただけでは、どのようなミッションに取り組む組織なのか見当がつかないかもしれません。組織のミッションは、以下の通りです。

「芸術が今日の時代と社会に応答し、未来に向けて新たな公共理念や社会モデルを提示しうるものであるという認識のもと、同時代芸術に関わる事業の企画および実施を通じ、日本およびアジア地域の芸術文化振興に寄与します」

そして、上記ミッションの実現に、4つのアプローチから取り組みます。

1.「あたらしい公共」を提案し、体現する

インディペンデント(個)とパブリック(公)を繋ぐ「あたらしい公共」として、公共、民間問わず多様なイニシアティブと連携しながら、芸術文化を通じ、あらたな社会モデルを提案、体現します。

2. 時代と社会に応答するあらたな芸術の方法論を提唱し、実践する

「芸術のための芸術」にとどまらず、歴史や社会から思考し、問いを立て、現実の社会に影響を与えうる同時代芸術の形を探求し、その方法論を提唱、実践します。

3. 異なる専門性を持つディレクターによるコレクティブ

上記理念を体現するために、プロデューサー、エディター、リサーチャーなど異なる専門スキルを持つ複数のディレクターがプロジェクトごとにユニットを組み、ディレクター・コレクティブとして活動します。

4. アジアにおけるプラットフォームを目指して

国内のみならずアジア、世界において上記理念を共有する個人や組織と連帯し、アジアの諸地域で活動を展開、同時代芸術のためのプラットフォーム形成を目指します。

上記ミッションに対して、13名の設立メンバーが、全員同じ解答を持っているわけではありません。かなり個々に違います。芸術公社はその差異をならしたうえで始動したプロジェクトではなく、バラバラな意識をバラバラに携えたまま、ただ、おのおの「芸術と社会の連関性」になんらかの危機感と問題意識をもったうえでこの組織に参加しました。

以下リンクから、設立シンポジウムで13名が語った「芸術と社会」にまつわる発言を読むことができます。本当になかなかなに種々雑多な発言です。

>>> http://artscommons.asia/reports/ac-symposium

Posted on by K.Iwaki in NEWS / ニュース
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