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【NEWS】討論会 演劇についての新たな考察-ジゼル・ヴィエンヌを迎えて

giselvienne5月2日(火)(19:00 – 21:00) に、東京ドイツ文化センターにて行われるジゼル・ヴィエンヌ氏の討論会のモデレーションを担当します。

ゲーテ・インスティトゥート東京
ドイツ文化会館内
107-0052 東京都港区赤坂7-5-56

言語: 日英逐次通訳付き
料金:入場無料、事前申し込み。
03-3584-3201 info.tokyo@goethe.de

以下、ドイツ文化センターサイトより。


 

シリーズ企画「演劇についての新たな考察」では、毎回、演劇シーンの最先端を行く関係者を招いて討論会を行っています。今回は人形を介して哲学的で審美的な世界を出現させる鬼才演出家、ジゼル・ヴィエンヌをゲストに迎えます。

ヴィエンヌが人形とともに表象する世界は、人間の極限を暴き出す「隠喩」として、頻繁に暴力や死、殺人や異常性愛が描かれます。そして、一方では完璧な美や調和を求めながら、もう一方では破壊やカオスを希求してしまうように、人間が相反する両極に引き裂かれる状態を、言語、身体、集団的経験などを通じて、時に寓話的に、時に哲学的に舞台化していきます。

討論会では、ヴィエンヌ氏本人に、自らの創作を支える問題意識と方法論について過去作の映像を交えながら語って頂き、彼女が投げかける究極の問いをともに掘り下げます。

 

 

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【NEWS】Scene / Asia プロジェクト始動

さる 9月 8日、韓国最大級の文化施設として国内外から注目される「韓国・光州アジア芸術殿堂」が韓国光州市にオープンいたしました。Scene / Asia(シーン・アジア)の設立イベントとしてメンバーが一堂に介し、2015/2016年度のプロジェクト内容を発表いたしました。美術、演劇、社会学、といった複数領域にまたがるプロジェクトとして企画を発展させていきたいと考えています。

Scene / Asia とは、アジアにおける観客空間を活性化するべく立ち上げられたツール&プラットフォームです。アジアにおける芸術批評は、批判と同義語として受け取られ、ほぼネガティブな印象しか持ち得ていません。生産的な思考・批評空間をアジアに根付かせるためには、その前提条件として、クリティカルな視点で芸術を楽しみたい観客を発掘・育成する必要があります。そのような思索的観客空間を、アジア諸都市で活性化すべく立ち上げられたのが Scene / Asiaです。

Scene / Asiaでは、パフォーミング・アートとパフォーマンス・アートという、身体を用いた時間芸術にフォーカスします。アジア隣国間で身体芸術について語る際の共通言語が「西洋基準」という状況をすこしずつでも改善すべく、本企画ではアジアにおける「シーン」の理解を二重の意味で深めていきます。二重の意味 でのシーンとはつまり「社会状況としてのシーン」と「舞台場面としてのシーン」のことです。各地域での芸術表現を下支えする「社会」と「作品」をともに理解していきます。

Scene / Asiaは、5つの地域による国際共同プロジェクトです。現時点での参加地域は、中国、韓国、シンガポール、台湾、日本になります。これら5地域の「シーン」に根ざした複数のキュレーターが、年間共通テーマに沿ってリサーチ&キュレーションを行い、その過程や成果を、第一に4言語展開のウェブサイトで、第二に観客との共同イベントを介してアクティブに共有します。


【Scene / Asia 2015/2016年度キュレーショントピック】

変容する舞台:民主主義を翻案する

近年、アジア各国で民主主義を希求する運動がさまざまなかたちで浮上しています。オンラインとオフラインの二重生活を送る若者たちは、インターネットで見聞する西洋型民主主義が、フィジカルな日常で体現されていないことに不安と憤りを抱きはじめています。しかし、そもそも西洋近代からの輸入思想である「立憲民主主義」は、そっくりそのまま現代アジアに適合するのでしょうか。開かれた公共空間、個人と社会の共存、表現の自由といった概念が、身体ではなく頭脳のみで了解され、存分な議論がなされることもなく、「あやふやな民主主義」がインフレを起こしています。無条件に獲得すべきものとしてうやまわれている理想概念は、果たして本当にそのまま2015 年のアジアで機能するのでしょうか。「民主主義こそが理想である」という拙速な結論に待ったをかける議論をアジアのパートナーと展開し、そうした議論を促すアジア各国の芸術作品と社会理論を紹介していきます。


【Scene / Asia4つの柱】

1)アニュアル・キュレーション:年間テーマに即したパフォーミング/パフォーマンス・アートのオンライン・キュレーションを展開
2)アニュアル・シンポジウム:キュレーター、リサーチャー、観客が一同に会して、相互に思考を深めるシンポジウムを開催
3)リサーチ・プラットフォーム:アジア各地で展開するリサーチの公開アーカイブ作成
4)オーディエンス・イベント:キュレーターと観客が共に参加するアジア観劇ツアーやイベントを開催(2017年より実施予定)


【キュレトリアル・チーム】

チーフディレクター: 岩城京子(日本)
ゴン・ジョジュン、ファンツゥ・ツー(台湾)
キム・ヘージュ、ソ・ヒョンソク(韓国)
ジェイソン・ウィー(シンガポール)
ルイジュン・シェン(中国)
大舘奈津子、鈴木理映子、ウィリアム・アンドリューズ、相馬千秋(日本)

主催:特定非営利活動法人芸術公社
助成:国際交流基金アジアセンター、公益財団法人セゾン文化財団
公式 HP :

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【NEWS】最近の主な執筆

朝日新聞 (6月11日夕刊) / 蜷川幸雄ロンドン公演レポート

『時代・空間混在、多面的日本をみせる 蜷川幸雄2作品、英国で上演』

Performing Arts Network Japan /  タン・フクエン インタビュー

『多文化な現代アジアを新たな文脈で発信』

New Theatre Quarterly vol.121  / チェルフィッチュ『現在地』論考

Japanese Theatre After Fukushima: Okada Toshiki’s Current Location

・ARTiT / 飴屋法水「いりぐちでぐち」

日常の身ぶりで祖霊の時間とむきあうドラマツルギー』

・CINRA / アンジェリカ・リデル インタビュー

『自らの最悪の「糞」を身体化する、アンジェリカ・リデルの叫び』

・美術の窓 9月号 / 視点

国家神話や資本主義に抵抗するパフ ォーマンス・アート

・シアターガイド 9月号 / 海外ページ

『欧米デジタルパフォーマンス・フェスティバルの現在』

・Festival / Tokyo ウェブサイト / アンジェリカ・リデル論考

真実という名の禁忌を暴く「魂のポルノグラフィー」

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【NEWS】芸術公社 設立記念シンポジウム

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NPO法人「芸術公社」が、2015年1月23日、フェスティバル/トーキョーの前ディレクターである相馬千秋さんを代表理事に設立されました。その設立シンポジウムに、私もメンバーのひとりとして登壇しました。芸術公社と名前を聞いただけでは、どのようなミッションに取り組む組織なのか見当がつかないかもしれません。組織のミッションは、以下の通りです。

「芸術が今日の時代と社会に応答し、未来に向けて新たな公共理念や社会モデルを提示しうるものであるという認識のもと、同時代芸術に関わる事業の企画および実施を通じ、日本およびアジア地域の芸術文化振興に寄与します」

そして、上記ミッションの実現に、4つのアプローチから取り組みます。

1.「あたらしい公共」を提案し、体現する

インディペンデント(個)とパブリック(公)を繋ぐ「あたらしい公共」として、公共、民間問わず多様なイニシアティブと連携しながら、芸術文化を通じ、あらたな社会モデルを提案、体現します。

2. 時代と社会に応答するあらたな芸術の方法論を提唱し、実践する

「芸術のための芸術」にとどまらず、歴史や社会から思考し、問いを立て、現実の社会に影響を与えうる同時代芸術の形を探求し、その方法論を提唱、実践します。

3. 異なる専門性を持つディレクターによるコレクティブ

上記理念を体現するために、プロデューサー、エディター、リサーチャーなど異なる専門スキルを持つ複数のディレクターがプロジェクトごとにユニットを組み、ディレクター・コレクティブとして活動します。

4. アジアにおけるプラットフォームを目指して

国内のみならずアジア、世界において上記理念を共有する個人や組織と連帯し、アジアの諸地域で活動を展開、同時代芸術のためのプラットフォーム形成を目指します。

上記ミッションに対して、13名の設立メンバーが、全員同じ解答を持っているわけではありません。かなり個々に違います。芸術公社はその差異をならしたうえで始動したプロジェクトではなく、バラバラな意識をバラバラに携えたまま、ただ、おのおの「芸術と社会の連関性」になんらかの危機感と問題意識をもったうえでこの組織に参加しました。

以下リンクから、設立シンポジウムで13名が語った「芸術と社会」にまつわる発言を読むことができます。本当になかなかなに種々雑多な発言です。

>>> http://artscommons.asia/reports/ac-symposium

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【NEWS】最近の主な執筆

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フェスティバル/トーキョー13ドキュメント /  F/T13総評寄稿

『受動態の詩的言語:「ユニバーサルな演劇」を越境するF/Tの試み』

静岡舞台芸術センター(SPAC) 広報誌 / 演出家ジゼル・ヴィエンヌ『Jerk』『マネキンに恋して』寄稿

『際から際へ思考を揺さぶる:対立項を並べるジゼル・ヴィエンヌの分野越境的芸術』

イキウメ『関数ドミノ』台本書籍 / 岩井秀人×前川知大対談原稿寄稿

『「怖がり」な日常から演劇が生まれる』

・朝日新聞(3月27日夕刊)/ 梅田宏明パリ公演レポート

『バレエの伝統、デジタルで革新 振付家・梅田宏明、パリで新作ダンス』

・La Bâtie – Festivals de Genève / チェルフィッチュ論考寄稿(英語)

From Lost Decade to Lost Land: The Theatrical Trajectory of chelfitsch

 

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